僕
「先日授業参観に行ったんですけど。
いつの時も居るとは思うんですが、落ち着きのない子って居ませんでした?
その落ち着きの無さが、自分達の頃と比べて差がありませんか?
授業中、普通に教室をウロウロしたり廊下に出て行っちゃったり。
先生が話してる中、大きい声で遮ったり。
黒板思いっきり叩いたり。」
美容師
「うちの子のときも居ましたね。
子供に聞いたら、その時は今日のはマシな方って言ってました。
だけどそういう子って、実は優秀な子が多いんですよね。
授業もろくに聞いてないように見えて、出された問題解いちゃうし。
習ってないことも出来ちゃったりするんですよ。
その子のお母さんは、自分の子がどういう子か分かってて、
前もってお母さんたちに説明してましたよ。
うちの子は落ち着きがなくて迷惑かけちゃうかもしれません。
迷惑かけてしまうかもしれませんが、普通のクラスに通わせてあげたいんです、って。
私は別に気にしないし、その時は廻りのお母さんたちも気にしないでって言ってました。
そのクラスには私立の中学目指してるような子が居なかったから良かったかもしれません。
もしそういう子の親が居たら大変だったと思います。。。」
「確かにそういう子の親が居たら、大変だったかもしれませんね💦」
「先生は厳しく注意したり怒ったりしませんよね?」
「確かにしてませんでしたね。
見てて思ったんですよ。
僕らの時って、そういう行動したら厳しく注意されたり引っぱたかれたりしてましたよね。
こうあるべきだ的な。
レールから外れたような行動したら無理やり押さえつけられるというか。
廻りに合わせる教育、右向け右!的な。
でも、そうやって個性を殺されてたのかなって。
今の時代は、廻りに合わせる、バランスとれてる能力ってよりは、
何か一つに尖っている能力を持っている方が良いと思うんです。
だから上から押さえつけて言うことを聞かせるってのはよくないだろうなって。」
「そうなんですよ。
そういうこともあって、それに今は叱ったり叩いたりしたら大変な時代だから
先生たちも厳しく出来ないんですよ。
そういう、落ち着きのない子たちって昔と比べて今多いんですよ。」
「そうなんですか?
でも、確かに居ても(ぼくらの世代は)学年に一人二人程度だった気がしますね。」
「そういう子たちって、計算が遅いとか成長が遅いとかで、
そういう子たちを集めたクラスに入れられちゃうんですよ。
もちろん自分から行く子もいたし、途中から行く子も居ましたけど。」
「それって、(僕らの時は)そういう子たちはそのクラスに入れられてたってこと?
それに気づいてなかっただけで、当時からもっとたくさん居たってことなんでしょうか?」
「・・・そうだと思います。
今は多い、じゃなくて、昔はそういう子たちはそういうクラスに強制的に集められていたってことかもしれません。」
「それって恐くないですか?
まるで社会に適合する人間とそうでない人間を選別してるような。」
こんな話をしました。
勿論証拠があるわけでなく仮定の話です。
家に帰ってからも、頭から離れませんでした。
そして思い出したことがあります。
5年くらい前のことなんですが、
知り合いにダウン症の子供を持つ親がいます。
その人が言っていました。
「・・・私は子供に無理をさせていたんだな。
普通の教室に通わせてあげたいっていうのは、私の勝手な想い、エゴだった。
この前、発達の遅れている子の教室に子供を連れて行ったのだけれど。
そこに居る時の〇〇ちゃんはすごく楽しそうだったんだ。
あれを見たら、無理させてたってことがすぐにわかったよ。
だからもう、普通の教室に通わせることは辞める。」
何が正しい、間違っているとか、
言いたいことがあるわけではないんです。
美容室での会話から、このことを今日ずっと考えてた一日でした。
悪気があったり、誰かを責めたりしたいわけではありません。
もし不快な思いをさせてしまった方がいたら、ごめんなさい。
心からお詫びいたします。